第14話 わたしがおばさんになったら

もうじき、わたしは30歳になる。もうじきもなにも、明日が誕生日だ。


誕生日は、前向きに考えれば、30年、大きな事故もなく、平和に過ごせたことに感謝しなくちゃ。

悪く考えれば、友達と恋人が、できないこと。できないまま、歳をくってしまったことである。


元々、場面緘黙症で、学生時代から友達が居なかった。現在は、脳脊髄液減少症を患っていること、過度に自分に自信がないことが原因で、積極的になれないで、友達も恋人も作れないでいる。


脳脊髄液減少症は、ちょっと言い訳かもしれない。

ほとんどの原因は、コンプレックスと、コミュ障が故の、受け身スタイルがいけない。


今やるべきことは、病気の治療をしながら、ダイエットをして、歯医者に通って、美味しいごはん作って、カエルちゃんのお世話して、できる範囲でがんばることだ。



いくら希望が持てなくても、最後まで諦めちゃあ、ダメだ。諦めたら、せっかくの可能性だって、ゼロになってしまう。


がんばろう!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る