第103話 貴族街でのイベント提案
ひとしきりイッチニ、イッチニ、とやっていると、ララさんがハッとしたように、
「いやだ、せっかく作っていただいたのに、ご飯の途中で夢中になっちゃったわ!」
と言ってくれた。アシュリーさんも驚いたように思わずハッとしている。ようやく思い出してくれましたか……。
そう。今はご飯の途中の会話の流れからこうなったので、ご飯の途中に席を立ち、マメに掃除をしてるからホコリは大丈夫と思ってはいるものの、食べ物がテーブルに乗ったままの状態で動き回っていたのだ。
せっかく作ってくれたものを放置して、夢中になっちゃってごめんなさい、と2人が謝ってくれる。
「アシュリーさんが食べ物以外でこんなに夢中になるなんて珍しいものを見た気分です。
食べ物以外にも興味があったんですね。」
と言うと、さすがにちょっと恥ずかしそうだった。俺たちはテーブルについたが、アエラキがまだカイアの根っこの上から降りようとしない。そして腰をフリフリしている。
「ひょっとしたらアエラキちゃんも一緒に踊りたいの?とっても上手ね!」
円璃花がそう言うと、アエラキが嬉しそうにピューイ!と鳴いた。確かにカイアよりも安定していて、このぶんならすぐにでも踊れそうだな。アエラキは腰フリフリダンスがことのほかお気に召したようだった。
「あら、なら参加してみる?赤ちゃんが踊るところに混ざればピッタリじゃないかしら。ちょうどオムツもはいていることだし。」
とアシュリーさんが言った。オムツをはいた、たくさんの赤ちゃんコボルトに混ざってアエラキが踊るのか……。それはたいそう愛らしいことだろうなと俺は思った。
オムツをはいた、たくさんの子犬とウサギのダンスだ。可愛くないわけがないからな。
「もしよろしければ、ぜひおねがいします。アエラキのダンスも見てみたいので。」
と俺は頼むことにした。アエラキはピューイ!と鳴いて張り切っているようだった。
「2人もそろそろテーブルに戻りなさい。ご飯がまだ途中だろう?練習の続きをするのなら、ごちそうさまをしてからにしような。」
そう言うと、カイアもアエラキも、ピョルルッ!ピューイ!と鳴いて、自分たちの席に戻り、ご飯を食べ始めた。
ご飯を食べ終わると、揃って両手を合わせてごちそうさまのポーズをする。キラプシアも分かっているのかいないのか、真似しているのが大変愛らしい。アエラキが我先に子ども用の椅子からピョン!と飛び降りると、早く早く!とでも言うように、ピューイと鳴いてカイアを振り返って見上げている。
1番練習すべきは、メインで踊る上にまだ不安定なカイアのほうだと思うのだが、練習したいアエラキに付き合ってやりたいのか、アエラキを根っこの上に乗せてやり、前足を持ち上げて、さっそくイッチニ、イッチニ、と歩いている。アエラキはカイアに支えられて歩きながら、ちょっと腰をフリフリしていた。随分と慣れるのが早いんじゃないか?
「これならすぐにでもアエラキだけで、歩いて踊ったり出来るんじゃないか?」
と俺が言うと、アエラキはカイアを見上げてじっと見つめ、カイアはアエラキの前足からそっと枝の手を離した。アエラキはカイアの根っこの上で、ソロソロと前足を横に伸ばすと、ちょっとつま先立ちをして、少しぷるぷるとしながら腰をフリフリして見せた。
だがすぐにバランスを崩してコテンと床に倒れてしまい、カイアが慌てて抱き起こしてやった。さすがにつま先立ちで踊るのは難しいか。本来コボルトと違って、2本足で立つように出来ていないものな。それにしても小動物と小さい子がつま先立ちで立つ姿って、どうしてこんなに愛らしいんだろうなあ。
そう思って目を細めて眺めていた。
「赤ちゃんはつま先立ちで立たなくてもだいじょうぶなのよ?みんな立つだけでやっとだもの。普通に立てば踊れそうかしら?」
とアシュリーさんがそう言うと、アエラキはスックと2本足で立ち、器用に前足を左右に伸ばして、腰をフリフリし、クルッと回転して後ろ向きに腰をフリフリしてみせた。
「アエラキちゃん、とっても上手だわ!」
「そうね、すでに完璧じゃない!」
ララさんと円璃花がそう言ってパチパチと拍手をしてくれる。それを見たカイアとキラプシアも、真似っ子して拍手をしてくれる。さすがに拍手の音は鳴らなかったが。
アエラキはとても嬉しそうだった。そういえば、アエラキのお父さんとお母さんは2本足で立っているんだものな、アエラキも大きくなったら2本足で立って生活することになるのか。それならカイアよりも小さくても、上手くやれて当たり前なのかもしれないな。
「カイアはもう少しお父さんと練習するか?まだ2本の根っこで立つのも難しいだろう?
今度はお父さんとイッチニ、イッチニをしようか。ほら、おいでカイア。」
そう声をかけると、カイアはピョルッ!と嬉しそうに言って、俺の足の甲に根っこを乗せると、枝の手を持って貰いながら、俺と一緒にイッチニ、イッチニ、と歩き始めた。
円璃花はアシュリーさんと一緒に、洗い物を手伝ってくれながら、振り返ってこちらを見ながら、フフフフ、と微笑んでいる。
「──ねえ、ジョージ、これなあに?」
アシュリーさんが振り返って聞いてくる。
「これ?なんのことですか?」
俺はカイアと一緒にイッチニ、イッチニで歩きながら、流しの方まで移動する。
「この、蛇口についてる柔らかいやつよ。
水が結構手前までくるじゃない?」
アシュリーさんが蛇口についた、水が流れる白いものを指差しながらたずねてきた。
「ああ。それは子どもたちの為のものです。
抱っこしてやらないと水が出てくるところに届かないんですが、これをつけて伸ばしてやると、自分ひとりで椅子に乗って、手を洗うことが出来るので。水もはねませんし。」
俺はカイアと一緒にイッチニ、イッチニをしながら、手元を覗き込んで答えた。
蛇口延長ガイドとか、ウォーターガイドって呼ばれる、百均で売ってる便利アイテムなんだけど、これいいよな。うちの親も俺の小さい頃にも欲しかっただろう。子どもを毎回抱き上げるのは結構重労働だし、子どもも持ち上げられることで不安定になるからな。
「これ、欲しいんだけど、どこで手に入るのか教えてくれない?」
「ああ、それは売ってないんです。俺が、」
「えっ、ジョージが作ったの?相変わらず凄いことをするのねえ……。」
能力で出しただけなんだがな。
「ねえ、ララ!ララもこれ欲しいわよね!
マークスが使うのにピッタリじゃない?」
「え?何?何がマークスにピッタリなの?」
突然アシュリーさんに話を振られて、ようやく食べ終えたララさんが椅子から立ち上がると、流しのほうへと向かった。ちなみにマークス君はララさんの1番下の弟さんだ。
「これよ。かなり手前まで蛇口の水が来るのよ。すっごく便利じゃない?毎回マークスを抱き上げてやらなくとも、マークスひとりで手が洗えるようになるわ!」
「……ほんとだ……。これ、いいですね。」
ララさんも関心したようにうなずく。
「なら、差し上げましょうか?」
「ホント?──あ、でも、やっぱり出来れば売って欲しいわ。集落の子どもがいる家庭なら、全員欲しがるでしょうから。よいものは分け合うのが、コボルトのやり方なのよ。」
確かに以前そんなことを言っていたな。
「でしたら、エドモンドさんに頼んで、ルピラス商会を通じて売りに出しましょうか。
それならこの国の人たちも、全員買えるようになると思いますしね。」
「いいわね。そうしてくれる?うちの集落は子どもがいる家は全員購入させて貰うわ。」
「わかりました。」
それなら早いほうがいいか。俺はエドモンドさん宛に鳥に変わる急ぎ用の魔法の手紙、ミーティアを使って、ウォーターガイドを販売したい旨を伝えることにした。
あけた窓からミーティアが飛んで行く。
「──それにしても、アシュリーさんもララさんも、アエラキは精霊だからまあ、ドライアドのことがあるので分かりますが、妖精のキラプシアについても驚かないんですね。」
俺はカイアをおろすと、食後のオンバ茶を準備しながら話しかけた。ララさんが食べた食器もアシュリーさんが洗ってくれたので、キッチンはキレイになっている。
「ああ。だってうちの集落にもいるもの。」
「そうなんですか?」
カップに注いだオンバ茶をひとりずつに配り、椅子に腰掛けながらそう言う。
「ええ。オンバ茶がこんなに育つのも、花の妖精がいついてくれているからなのよ。」
「へえ……。花の妖精ですか。けど、コボルトの集落に行った時には見掛けませんでしたね?どんな姿をしているんですか?」
「ジョージは見れなくて当たり前よ。めったに人前に姿をあらわさないもの。」
アシュリーさんがオンバ茶を飲みながら言う。お茶請けはクッキーだ。
「花の妖精は、花びらで出来た体毛を持つ、犬のような姿をしているんです。私たちがコボルトだから、姿を見せてくれるのかも知れませんね。とても臆病だと聞いてますし。」
ララさんが教えてくれる。
「へえ……。」
花びらで出来たティーカッププードルの飾りを見たことがあるが、そんな感じかな?
「ドライアド様が近くにいることも、安心材料のひとつかも知れないわね。花の妖精は、植物の中の精霊王である、ドライアド様の眷族でもあるから。妖精は精霊と違って、何かを守護するような力はないけど、魔法が使えることと、近くにいることで、成長を促したり、浄化する力があるわ。水の妖精が近くにいると、水がキレイに保たれたりね。」
「ケルピーの住む泉の近くには、必ず水の妖精がいるとされているんです。
ケルピーは魔物ですけど、キレイな水のあるところにしか住みませんから。」
じゃあ、俺が狩ったケルピーの住む泉の近くにも、水の妖精がいたということなのか。
確かにあの泉はキレイだったなあ。
「──さて。お茶もいただいたことだし、さっそくはじめましょうか。」
円璃花が張り切ってネイルの道具を、俺が片付けたテーブルの上に並べだす。
「はい、おねがいします。」
「ララに教わって私もやってみたけど、コボルトのやり方とはだいふ違うし、本職にしている人に直接教われるなんて楽しみだわ!」
アシュリーさんもララさんも張り切っているようだ。
「カイア、お邪魔になっちゃうから、お外で歩く練習をするか?アエラキもトランポリンや滑り台で遊ぼう。」
「ピョルルッ!」
「ピューイ!」
「チチィ!」
元気にお返事をする、カイア、アエラキ、キラプシアとともに、ここは円璃花にまかせて、俺は家の外に出たのだった。
窓の向こうで楽しげにネイルの練習をしている円璃花たちに、アエラキがトランポリンではねながら、窓の向こうに手を振ると、それに気が付いたみんなが、笑顔で手を振り返してくれる。キラプシアは滑り台がお気に入りのようだ。落っこちているようにも見えるのだが、何度も登っては滑り落ちている。
俺はカイアと、イッチニ、イッチニ、と歩く練習をしたのだった。
しばらくそうしていると、誰かが慌ただしく家のドアをノックする音に気が付いた。
「──俺だ!ジョージ!証明してくれ!」
……エドモンドさんだ。事前の訪問連絡と許可が必要だと、手紙に書いておいたんだがな。焦って飛んで来たのだろう。
コボルトのアシュリーさんとララさんも、今はまだ人目に触れないほうがいいので、2階に通じる階段に隠れて貰い、カイアたちには庭でじっとしてて貰うことにして、俺はドアをあけた。俺の手紙を握りしめたエドモンドさんが、焦ったような、だが嬉しそうな表情で、目を輝かせて俺を見る。
「俺の商売の協力者で、ルピラス商会の副長であるエドモンドさんで間違いありません。
中にお通ししますね。」
「ルピラス商会は存じておりますし、お姿は何度も拝見しております。ジョスラン侍従長に取り次がせていただいたこともありますから、エドモンドさんのことは分かりますが、次からは必ず許可をお取りくださいね。」
兵士長らしき人から、エドモンドさんが絞られている。頭をかきながらエドモンドさんが家の中に入ってくると、
「やあ、すまない。デカい取り引きになるとふんで、さっそく飛んできたんだ。凄くいい家じゃあないか!ジョージ!」
「だと思いましたよ。どうぞ。」
「久しぶりね!エドモンド。」
「お久しぶりです。」
「やあ、アシュリーさん、ララさん、今日もお美しい。……ええと、こちらの方は……。」
エドモンドさんが、まばたきも忘れて、ほうけたように円璃花の姿に見惚れている。そういえば、円璃花が王宮に来た時も、そのままメイベル王太后のところに行ったから、エドモンドさんとは初対面だったか。
「これが、噂の聖女様です。
しばらく俺のところで預かることになったと王宮で話していたのを、エドモンドさんも聞いてらっしゃいましたよね?それにルピラス商会の商会長と副長だけには、王宮からの伝令でも伝えてあると伺っていましたが。」
「あ、ああ。話にだけはな。なにかあった時に色々頼むこともあるだろうと。それにしても伝説通りだ……。とてもお美しい……。」
聖女様は代々美人なのかな?
「エリカ・トーマスです。はじめまして。」
円璃花がエドモンドさんにカーテシーで挨拶をする。エドモンドさんは緊張したようにエドモンド・ルーファスです、と挨拶を返した。俺は外から来たエドモンドさんの為に、冷やしておいたオンバ茶を出した。
「うん!冷たいのもいいな!」
出さないのもなんなので、テーブルについた円璃花とアシュリーさんたちにも、冷たいオンバ茶を出したのだが、
「あら?これ、王宮で飲んだのと同じ?」
と円璃花が首をかしげている。
普段はあたたかくして飲んでいるのだが、あの日王宮で出たオンバ茶は冷たかったから同じものだと思っていなかったらしい。
確かに冷たいと少し味が変わるんだよな。
「これも同じオンバ茶だぞ。セレス様は冷たいほうがお好きだから、王宮では冷たくして出したんだろう。メイベル王太后が言っていた、若返りのお茶が、普段お前が飲んでるオンバ茶だよ。セレス様が俺から仕入れた、コボルトの若返りのお茶だと言ってただろ?」
「そう言えば……。」
円璃花が、あの時の会話を思い出しながら首をひねった。
「それで、ウォーターガイドってのは、どんなやつだ?さっそく見せてくれないか?」
一気にオンバ茶を飲み干したエドモンドさんが、目を輝かせて俺に前のめりに言ってくる。俺は苦笑しながら、
「流しにあります。」
立ち上がってエドモンドさんを流しに誘導した。エドモンドさんは蛇口をひねって水の出方を確認すると、嬉しそうに、
「こいつはいい!子どものいる家庭が全部欲しがるやつじゃないか!相変わらずジョージは凄いものを用意するなあ!」
と、手を洗っている。
「コボルトの集落でも、全員分欲しいそうなので、先に渡して、代金はルピラス商会で売り上げたコボルトの商品代金から引いていただこうかと思っているのですが……。」
「なるほどな。数をあとで教えてくれ。担当者に伝えておこう。」
「ありがとうございます。」
「それでな、うちにおさめて欲しい数なんだがな。とりあえず50万個ほど……。」
俺は思わずギョッとした。エドモンドさんの言った言葉にではない。待ち疲れたのか、トランポリンで遊びだしたアエラキが、ポーン!ポーン!と、すぐ脇の窓に、姿をあらわしたからだ。エドモンドさんは窓の方を向いていないが、俺が窓側に立っているから、いつこちらを向いてもおかしくはない。
止めようとしたカイアまでもが、トランポリンに巻き込まれ、ポーン!ポーン!と、一緒に弾みだしてしまい焦っている。
「ん?ジョージ、聞いているのか?」
「え?ええ。はい。なんでしたっけ。」
「このウォーターガイドを50万個だな、」
ポーン!ポーン!
「ジョージ?」
「エドモンドさん!」
俺は精一杯両手を広げて、エドモンドさんの視界から、窓を隠すようにしながら、
「実は考えていることがあるのですが、城下町の貴族街の近くに、短期間借りられる空き家なんてありませんか?」
と言った。
「そりゃ、なくはないと思うが……。
どうしてだ?」
ポーン!ポーン!
「その……。コボルトの店を受け入れやすくする為に、貴族街の店を巻き込んだ、ちょっとしたお祭りをしたいなと思ってまして。」
「祭り?」
ポーン!ポーン!
「王室御用達、かつ、コボルトの店ともなると、注目されるのはもちろんですが、きっと近隣の店からの反発が予想されるかと。」
「それはそうだな。」
ポーン!ポーン!
「ですので、貴族街で買い物をした人たちが入れる、お化け屋敷を作って、うち以外での買い物も促進されるようにしたいと思っているのです。貴族街全体を盛り上げることで、受け入れやすくなるかと思うのです。」
「悪くない企画だが、その、お化け屋敷ってのはどんなものなんだ?」
「お化け屋敷というのはですね……。」
俺の様子がおかしいことで、窓の外の様子に気が付いた円璃花が、エドモンドさんに気付かれないようコッソリと、家の外に向かってくれるのを目の端で見ながら、エドモンドさんにお化け屋敷について説明をした。
「なんだそりゃ!面白いな!今まで誰も考えつかなかったのが不思議なくらいだ。きっと流行るぞ!精霊魔法には投影魔法があるというから、精霊魔法使いを探して、投影魔法を魔石に込めて貰えば、うちの従業員でも魔物を出して驚かすことが出来るだろう。」
窓の外でアエラキを抱っこした円璃花が、小さく手を振ってくれたのでひと安心だ。
「あら、それなら私が使えるわよ?」
アシュリーさんがそう言ってくれる。紙で作ろうと思ってたが、そのほうがリアルで現代っぽくて面白いかも知れないな。
「そうですか!──アシュリーさんが精霊魔法を使えるのであれば、あとは場所と貴族街の店の協力だけだな。ではさっそくいい場所を探して、他の店にも声をかけるとしよう。それはルピラス商会にまかせてくれ。」
「よろしくおねがいします。」
アシュリーさんとララさんに隠れて貰い、来た時と同じく慌ただしく帰って行くエドモンドさんを見送ると、俺は外に出てアエラキに、お客さんが来てる時は俺がいいと言うまで遊んじゃ駄目だぞ?約束出来ないなら、今度からお部屋に鍵をかけて入ってて貰うことになるからな?と改めて注意したのだった。
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