チャプター 5 お姉ちゃん・猫・亡霊
大好きだったお姉ちゃんを交通事故で失ってしまったオレ。
オレのせいでお姉ちゃんは亡くなったと、負い目をずっと感じている。
道路に飛び出したオレを助けるためにお姉ちゃんは車にはねられた。
ある日のこと。
その大好きだった姉とそっくりな女性を見かけて、驚愕する。
面影があるとか、横顔が似ているどころではなかった。
姉は双子の姉妹だったのかと思うくらい似ていた。
当然、その日からストーカーストーカーストーカー
眼福眼福眼福
何をするでもない、美しい姉を見ているだけで幸せだった。
ところが、現実はそんな甘いストーリーでは終わらなかった。
ある日、姉は物陰から覗いているオレを見つけて、歩み寄り、とんでもないことを話し始めた。
「いい、よく聞いて。悲しいけどアナタはもう死んじゃったのよ?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます