3分である意味賢くなるinfo【雑学知識】
3分賢i
1 緑なのになんで青って呼ぶの?
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1 緑なのになんで青って呼ぶの?
毎日外出をする人なら必ず一度は目にする交通信号機。
私たちは何も思わず青信号になると信号を渡りますが、
信号を渡るたびに不思議に思う点があります
「緑なのになんで青って呼ぶの?」
今回は緑信号を青信号と呼ぶ理由について見てみましょう。
国際基準では信号の色は赤、黄、緑、青、白の5色と定められていますが、
その内、交通信号に使われている色は赤、黄、緑の3色だそうです。
5つの信号色には、緑と青が両方含まれていますが、
実際人々はこの両色を青と緑にはっきり区分しています。
なのになぜ私たちは緑を青と呼ぶのでしょうか?
不思議にその理由は日本のマスコミにありました。
時は戦前の1930年代まで遡ります。
千代田区の日比谷交差点には日本初の信号機が設置されました。
当時、それを取材した東京朝日新聞のある新聞記者が緑の信号を青と表記し、それが世間に広まって青信号という呼び方が定着したのです。
また、後に法令も「緑」から「青」と書き換えられました。
「じゃあ、私たちはその記者1人のせいで今まで緑を青って呼んでたの?」
確かにそう思うかもしれませんが、その前に頭に浮かんでくる疑問があります。
「なぜその記者は緑を青と書いたのか」です。
それを当事者に直接訊くにはもう90年以上も前のことなので無理がありますが、古来の日本語の色の表現で推察することができます。
古来の日本の色は、後ろに〜いがつく、赤、青、黒、白の4色だったそうです。
そして、ここでの青は、青と緑が両方含まれている色だそうです。
その影響で青竹、青虫、青汁といった緑色のものをそれに最も近い色の青色で表現したのです。
こう考えれば、その新聞記者が緑を青と表記した理由もある程度理解できますね。
現代の日本人は青と緑をはっきり区別していますが、それでも我々が青信号を緑と呼ばない理由はなぜなのか
<<皆さんの意見をコメント欄に残してください!>>
ちなみに中国や英語圏の国々は青信号を緑信号に、韓国やベトナムは日本と同じく青と呼ぶそうですよ。
本日の3分である意味賢くなるインフォはここまでです。
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