「七」のつく日から
このエッセイ「ふと……」を書くにあたり、いくつか自分の中で「ネタの素」として持っていることがあります。
気になるから、いつか調べて書いてみようかな、話題にしてみようかな、そんなことです。
書こうかなと思ってなんとなく置いてある、そういう感じだったんですが、そのうちの一つに、ふと、書くきっかけをいただきました。
「日にちを読むのに14日は『じゅうよっか』と読むのに17日は『じゅうなのか』と読まないのはなぜだろう」
チラッとそういう疑問のことをいつか書こうと思ってました。
ですが、ふとしたことから、「じゅうなのか」と読む方、地域もあるかもと知って、びっくりしてちょっとだけ調べてみました。
ネットの質問で知人が「じゅうなのか」と読むのが気になる、というものがちらほらあり、その返事を読むと、なんとテレビで発言する方にも「じゅうなのか」と読む方もいる、とのことでした。
さすがに私はテレビでは見たこともないし、今回知ったきっかけのお話が出るまでは、そんな人はいないだろうと思いこんでました。
地域的なことは、その地域の人でも「聞いたことがない」という声もあり、その地域がそうなのかどうかまでは分かりません。ですが、私が「どうして読まないのだろう」と思った以上に「どうしてそう読んだのか」と思った人の方が多そうです。
テレビなどで「こう読みなさい」という決まりでは「じゅうしちにち」が正しいようです。
これも、関西人である私には、「七」を「しち」よりは「ひち」「なな」と読む方が多いので、そうなのかとびっくりするぐらいです。
私個人は言って確かめてみたところ、「じゅうななにち」か「し」と「ひ」の間ぐらいの言い方をしているみたいです。
それと今回言われてなるほどと思ったことは、基本やっぱり「じゅうなのか」「じゅうようか」「じゅうここのか」とは言わないのに、
「どうして『じゅうよっか』だけそう読むのか」
という疑問、この方がなるほど! と思ってしまいました。
私は個人的にちらっと「どうしてじゅうなのかって言わないのかな」と思っていましたが、言われてみたらそれだけじゃなく「ふつか」「みっか」「いつか」「ようか」「ここのか」も言わないです。
つまり「よっか」だけが異端児ってことになりますね。
うーむ、不思議だ。
今度は「どうして『じゅうよっか』だけそう読むのか」の方が不思議に思うようになりました。
ちなみに上に書いた「テレビでじゅうなのか」と読む方は、「じゅうしちにち」が発音によって「じゅういちにち」と間違えるからでは、という説もありました。
なんだか思った以上に深い問題なようです、「じゅうなのか」問題。
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