斎兵庫（いつき　ひょうご）

　青海藩、斎道場の跡取り息子。すばらしい剣技を持っているが、人付き合いが苦手。藩校に通わず、小山の上で昼寝ばかりしている。

橘彦右衛門（たちばな　ひこえもん）

　兵庫の幼なじみ。兵庫とは逆に頭脳明晰で、人と人との間を周旋して回るのが得意。

貴和（きわ）

　めずらしい剣技「二刀流」を操る少女。ひょんなことをきっかけに、兵庫と戦うことになるが……。

絵都（えと）

　兵庫の年の離れた妹。兄である兵庫から「二刀流」と剣をまじえた顛末について聞く。

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