第2話 二股疑惑?!
日本の徳川幕府末期、幕末の時代……。
豪商に金を借りていた大名。
豪商三井家は、大名に金を貸しながら、幕末の維新の志士へ倒幕の資金供与もしていた。
金を借りていた諸大名、諸藩は、幕末に借金を踏み倒した!
佐幕か?
維新か?
経済的問題に主従関係は関係無かった。
二股資金供与。
大魔王に資金を提供し、恩寵を得ながら……。
大魔王を倒す正義の勇者に陰ながら資金を提供する銀行
武闘派銀行漫遊記とは、そんな小説だ……。
信用組合と信用金庫は違う。
相互に資金の融通をはかる相互扶助的な組合金融機関だが、信用金庫は信用組合の内、比較的一般金融機関の色彩が濃いもので、協同組合的色彩が濃い方が組合金融機関として定義付けられている。
手形、為替。
現金を持って移動する危険を回避する為に、隔地間で支払いを約束する手形を発行し、それぞれの場所で金を引き出すシステムであり、現在の金融機関の仕組みであり、日本では鎌倉時代、室町時代から始まっている。
日本の藤原一族の弾左衛門は、金座、銀座を管理する一族であり、金、経済、商売は不浄なものとして、賤民管理をしていた藤原弾左衛門一族の支配下に置かれていた。
不浄な金を浄化するのは銭洗弁財天、サラスバディとされるインドの女神由来の仏教の天部の女神だ。
インド神話の神は仏教では、天部の中に取り入れられ、弁天や、梵天として、呼称される。
平清盛公が崇拝していた弁財天を祀る
白蛇、
白い動物は神使とされ、干支で十二の動物で神獣とされるのだが……。
猫は……。
第十三番目に神の元へ到着した猫は、干支に数えられてはいない……。
招猫は、人と金を招くと言うが……。
龍造寺家の化け猫。
九州肥前藩の鍋島家は、主君龍造寺家を隠棲させ、藩主となった。
龍造寺家から藩主の座を奪った鍋島一族。
平将門公の乱を鎮圧した藤原の藤太、藤原 《ひでさと》秀郷の後裔と言う、龍造寺家と鍋島家。
怪談、鍋島猫騒動……。
囲碁の対戦をしていた鍋島光茂が龍造寺又一郎。
碁盤の因縁か?
幻覚を見た光茂が又一郎を斬り殺してしまう。
又一郎の母親、お政の方は、息子の仇討ちをする為に愛猫コマに自分の血を舐めさせ、憤死する。
化け猫コマに引き起こされた怪事……。
十三年生きた猫は、尻尾が二股に分かれ、猫またになると言う……。
夏目漱石さんの小説。
『吾輩は猫である』
黒猫を飼っていた夏目漱石さんのアニマルセラピー。
負けず嫌いの意味を持つ漱石と言う言葉。
夏目金之助と言う本名。
黒猫過ると縁起が悪い。
親指隠すと言うのだが。
ヒッチハイクは親指立てる。
黒猫のトラックに親指立てて、タダ乗りヒッチハイクするような人間は、いないだろうが。
トラック荷台に裸で乗り込むような野良猫の色が白でも、罪は黒だよなぁ。
黒猫のトラックにタダ乗りで逃亡図ったホワイトキャットの体重計る為に一筆啓上か?!
体重、計上して
違算を糺す!
第2話 了
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