ピリアロハ

真城萌愛

出会い

都会から少し離れた田舎で男女4人づつが集まって共同生活をするお話です。


 


 


最初に家に来たのは男の子の洸人(ひろと)と貴彦(たかひこ)


2人でドアをそっと開けると綺麗な白に統一された玄関が現れた。その先に廊下が続き白のドアがある、2人はそこに向かいドアを開けたそこは広々した30畳ほどあるリビングルームだった解放的な吹き抜けがあり天井窓から、光が入ってくる。


リビングの窓も大きくてウッドデッキに繋がって庭も広くて、景色も綺麗で、2人はびっくりして言葉が出なかった。


2人はソファに座り次のメンバーが来るまで、待った、少ししてから、玄関のドアが開く音がして、女の子の声が聞こえた。2人は顔を顔を見合わせて、笑顔になった。


 


玄関先では、「やばい!緊張する」「だよね」など女の子の声が聞こえてきた。そんな話を聞いて洸人は顔がニヤける。「女の子きた~」と小さな声が出てしまった「女の子には期待しちゃいますね」と貴彦が言った。貴彦も顔が緩む


 


そんな2人の見つめるリビングのドアがついに開いた。女の子が2人がキョッとんしたて一時停止をした。恥ずかしそうに顔を隠しながら、中に入ってきた女の子は2人いた。


洸人「こんにちは」と1番最初に声を掛けた。


女の子の1人「はじめまして、20歳の桃萌(もも)です。よろしくお願いいたします」と自己紹介をした。


洸人「よろしくお願いいたします」


もう1人の女の子「えっと18歳の莉恋(りこ)です。」


とテレながらも自己紹介した。


 


貴彦「若いなぁー!俺は23貴彦です。よろしくお願いいたします。」


洸人「23歳なんですか?見えないですね、同じ歳くらいかな?と思ってました。すいません」


貴彦「大丈夫!大丈夫!俺もチャラチャラした服装してからね」


洸人「俺は20歳の洸人です。よろしくです。」


貴彦「女の子もソファ座って話そうよ!」


桃.莉「はい」とソファに座る2人


桃萌「すごい綺麗な家ですね」貴彦「本間それな!こんな家に住んでみたいなぁー」洸人「イヤイヤこれから一緒に住むですよ」貴彦「アッハハ本間や」桃萌と洸人の3人は笑った。


莉恋は緊張して固まっていた。


桃萌「貴彦さんは関西ですか?」貴彦「そうそう!出身は兵庫やで、今は上京して、2年くらいかな」桃萌「関西弁かっこいいです」貴彦「ありがとうな!桃萌は?」桃萌「私は千葉県出身です」と桃萌と貴彦のトークが広がり洸人と莉恋は、2人の話を聞いていた。


少ししてからまた玄関のドアが開く音がした。


桃萌「あっ!今玄関のドアが開く音がした」


貴彦「本間に?」と4人の視線がリビングのドアに集まる。


玄関先では、「ヤバっ!オシャレすぎる」と小さな女の子の声が聞こえた。


洸人「ヤバって可愛いすぎる」とポロっと出てしまった一言に貴彦「ヤバっが可愛いか?」洸人「可愛くないですか?」貴彦「洸人狙いの女の子はヤバって言わないとな」


桃萌「おかしいですよ!」と話していると、ゆっくりドアが開いて「はじめまして」とちょこんとドアから、顔出す女の子!


桃萌「可愛いぃーこっちおいで?」と言うとドアが開いて2人の女の子がリビングに入ってきた


「ヤバっ!広すぎて本当にヤバっ!」と1人女の子が照れながら言った。


洸人「自己紹介お願いいたします」陽葵「ヤバっ!自己紹介とか考えてないよ!」汐音「ちゃんとやろう!汐音(しおん)20歳です。よろしくです。」と1人の女の子が自己紹介をした。


陽葵「ヤバっ!緊張する」汐音「わかったからちゃんと自己紹介しよう」と少し困った顔で言う


桃萌「汐音ちゃんは自己紹介出来たから、ソファ座ってー」と一言声を掛けた


汐音「はい!」とソファに座ろうと前に進んだ時、玄関のドアが開いた。リビングのドアを閉めて無かったので玄関先の2人が丸見えだった。


「ヤバっ!イケメンすぎる」と照れながらも自己紹介を終わってない陽葵が言う。


玄関先で「はじめまして」と1人の男の子が言うと中に入ってきた。


「どうも19歳の雄牙(ゆうが)です。大学生です。よろしくです。」とさらっと自己紹介した。陽葵はキョッとしていた。


貴彦「あと1人の女子早く自己紹介してやー」


陽葵「あっはい!19歳陽葵(ひまり)と言います。ひまちゃんと呼んでもらえると嬉しいです」と自己紹介した。


貴彦「ちゃんと自己紹介できるかい」と突っ込んだ桃萌「それな!」って桃萌も突っ込んだ。


雄牙「同じ19歳だね。よろしくね」と陽葵に言ってニコッと笑った。


陽葵「ヤバっ!」雄牙「えっ?」陽葵はソファに座った。


莉恋「背高い!」と小声で言うと桃萌「本当だぁーめっちゃイケメン」と2人の目線の先にリビングのドアの事に立ってる最後の男子!


雄牙「本当に背高いよな!一緒に歩くと俺の背が( ̄▽ ̄;)」桃萌「アッハハ!雄牙君最高(*`ω´)b」


雄牙「ありがとう」洸人「最後の男の子自己紹介してよ」と声をかける 竜「竜(りゅう)です。よろしく」と言った。


桃萌「イケボ!かっこいい」莉恋「うんうん!パーフェクトなくらいイケメンすぎる」貴彦「いきなり莉恋ちゃんハイテンション⤴︎」洸人「男から見てもかっこいいです。」雄牙「それはテレるぅー」莉.桃「雄牙君じゃない」雄牙「ハモった」


と初対面でも盛り上がったメンバー達


 


1人1人に第1印象を聞いてみる


貴彦「汐音ちゃんが気になりますね。可愛い系結構好きなんで」


洸人「陽葵ちゃんですかね。」


雄牙「汐音ちゃんですね。第1印象で言うとでも陽葵ちゃんも気になりますね」


竜「まだ分からない」


 


桃萌「絶対竜君です!」


莉恋「竜君です」


陽葵「雄牙君です」


汐音「洸人君ですかね」


 


 


 


 


 


部屋に荷物を運ぶ!


大きい荷物がちゃんと届いているか確認するメンバー


女の子部屋


桃萌「竜君かっこ良かったよね」莉恋「本当にヤバって思った」桃萌「第1印象竜君?」莉恋「うん!桃萌ちゃんも?」桃萌「うん!」陽葵「ヤバっ!恋の火花?ですかね?」桃萌「でも分からないよね?」莉恋「莉恋は竜君以外ないかな?」陽葵「えっ?ヤバっよ」桃萌「そうですか」恋のバトルがすでに始まっていた。


 


莉恋「陽葵ちゃんはヤバって口癖?」陽葵「えっ?ん?」汐音「会った時から、ずっとヤバって言ってたよ」桃萌「アッハハ」汐音「私を見たとたんヤバって言われた」桃萌「アッハハ洸人君がヤバって可愛いって言ってたよ?」陽葵「えっ?本当に?」莉恋「確かに言ってたよ」桃萌「洸人狙いはヤバって言った方がいいよ(笑)」陽葵「それマジでヤバっ(笑)」莉恋「陽葵ちゃんはヤバって言ってると洸人君狙いと思われるよ?」陽葵「ないない!それはダメだぁー」莉恋「洸人君は陽葵ちゃん狙いだよね」桃萌「ありえるかも」陽葵「マジでヤバっ」


 


と恋バナ二花を咲かせる


 


男の子部屋


貴彦「部屋も広いなぁー」雄牙「本当に広すぎていいの?って感じ」洸人「贅沢すぎて怖い」貴彦「本間それな、女の子皆可愛いすぎるだろう」雄牙「本当にそれ!誰好きになってもおかしくない気がした」洸人「俺は2人かな?気になる人は」貴彦「おぅ?とりあえず女の子皆と話さないかい?」洸人「うん!話さないかな?」貴彦「男やな」雄牙「男の1番人気は竜君だろうな」洸人「それそれ!女の子なら俺も好きなるもん」貴彦「キモっ」


 


 


 


リビングに集まったメンバー


【これから皆さんでこの家の掃除してください】


桃萌「なるほどね、これからお世話になるここを綺麗する事1番最初」貴彦「掃除とか分からないやけど」雄牙「掃除って言葉が似合わない貴彦さん」貴彦「うるさいわい(笑)」


 


各自別れて掃除をする。


陽葵.莉恋.洸人窓拭きを始める


莉恋「絶対洸人君来ると思った」洸人「なんで?」莉恋「陽葵ちゃん狙いでしょ?」洸人「そんな事もないよ(笑)」莉恋「はい!絶対嘘」


 


汐音.竜玄関掃除


あまり会話ない


 


雄牙.貴彦.桃萌


リビング掃除機など


雄牙「貴彦さん全然年上に見えないです」桃萌「ムードメイカーぽい事とかは、年上かも?」貴彦「俺は20歳でいこうかな?」桃萌「サバ読むの!?」雄牙「それはダメですよ」


 


 


掃除が終わってまたリビングに集まる


【今日の晩御飯はBBQです】


貴彦「やべー!肉きた~」洸人「やべー肉だー」と準備を始める。


莉恋「この肉切れないよー」雄牙「まじ?変わって?」と莉恋から包丁を受け取り肉に挑む雄牙


「これ切れない」莉恋「だよね」貴彦「どれどれ?どの肉が切れないじゃ?笑」雄牙「これす!ボス」貴彦に肉のブロックを見せる。貴彦「うまそう~肉肉肉~♪。.:*」雄牙「切らないと焼けないですよ!肉」貴彦「ギクッ!!」と切れない肉のブロックと唖然とする3人。「ちょっとかして?」と雄牙の手から包丁を取ると「切れない筋があるから、そこを避けて切れば切れるよ!この筋は、歯でも噛みきれないから、今回は使わずに冷凍保存しましょう」と筋のない場所をスルスルと切っていく汐音!


貴彦「すげー切れたよ!汐音ちゃんすごい」莉恋「意外に出来る女?」雄牙「本当に切れてる!」と汐音の包丁裁きにも惚れ惚れする雄牙


 


桃萌「玉ネギ目にしみるよー」洸人「どんだけ涙出てるよー」陽葵「ももちゃん涙もろい」洸人「それな!」桃萌「それなって言わないでよ!」陽葵「マジでヤバっ」桃萌「ひまちゃんまたヤバって言ってる」陽葵「あっやばっ!」洸人「ヤバっ」陽葵「真似しないでよー」洸人「してないよ(笑)」桃萌「イチャつくなぁー玉ねぎ助けてー」といろいろありながら、BBQの準備が進められて行く


 


桃萌「ちょっと待ってよ!誰?炊飯器スイッチ入れてない人」貴彦「えっ?ご飯ない?」莉恋「本当に?」陽葵「ご飯ないとか!」洸人「ヤバっていわないの?」と顔を見合わせる陽葵と洸人


陽葵「ひどっ!」洸人「えっ?ひどっはないでしょう」桃萌「炊飯器誰よ!」貴彦「はい!俺です!」桃.莉「貴彦君!」と大きな声で言うと貴彦「すいません*_ _)」と謝った。


 


それを見てた汐音と竜と雄牙


汐音「別にご飯無くても大丈夫でしょうね」


竜「うん!」雄牙が竜を見る。


竜「何?」雄牙「別に何も無いけど」汐音「騒ぎすぎてる」竜「だよね」また竜を見る雄牙


竜「何?」雄牙「汐音ちゃんとは、話すだね!他の女の子は全然じゃん」竜「ダメ?」雄牙「ダメじゃないけど」汐音「ん?どうしたの?」雄牙「何も無いよぉー」ライバルか?


 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る