第137話 焼け跡
人が人を傷つけて
当然のように
人が人を殺して
それを正義だと
きっとあなたは言うのでしょう
もう幾度も繰り返された
よくある歴史のひとコマ
壊されて失って
もう取り戻すこともない
焼け跡に立ち尽くし
泣くことすらできないの
変わり果てた景色
渇ききった涙
せめて柔らかな日々の
記憶だけ抱きしめて
この地に光が差すときを
息を潜めて待っている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます