第18話 バッサバサバサ〜(崩壊)
家にはペットがいません。
前はインコなどの鳥を何種類も飼っていましたが建替えで引越す先が禁止なため現在は全くいません。
『あんた、何したん?』
帰宅してみたら家の中が足の踏み場もない惨状。どこにあったものか出自不明のものや棚の上にあったもの、いろんなものがたくさん重なりあい、混ざりあいでため息しか出ない。
『うち、知らんよ。起きたらすでにこの状態よ。オカンがしたんかと思ったよ』
息子は息子で私がしたと思い、舌打ちしながら踏んで通って行ったらしい。
『あ〜。うん』
2人とも同時に納得。
時折、我が家で起こる不可解現象。
物がなくなったり、置いた場所とは全く違う場所にあったり。
そういった現象の中でも比較的頻度が高く起きる現象の1つで棚の上にある物が降ってくるヤツ。
普通は棚が例えば3段あったら3段全部落ちるのに我が家は真ん中の段の物だけだったりとか2段分とかいろんなパターンがある。どこにあったヤツ?なんてのもありでホント、出くわすとため息しか出ない。
置き方が悪いとかではなくある時突然に発生する。地震などで家が揺れた、などでもない。もちろんだが、手など身体が当たってもいない。
原因がわからないから対処のしようもなくやられてしまえば理不尽ながらもこちらが片付けをするしかない。
ネズミが走ったからこうなった。
最近は自分にこう言い聞かせて片付けをする。でもネズミができる量ではないと理性は告げてますが。
今日はここまで。
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