第13話 住んでていいから……
何人いるか、把握ができない我が家の見えない方々。
たいして実害はない(たまに驚くことはありますが)、夏はむしろスポット的に涼しいんで助かってます。場所によって、偏りがあるようで『さむっ』となる場所と全くならない場所があります。
玄関ドア開けてすぐの場所、階段下、炊事場の部屋の押入。
凄く『ヒヤ〜』としてます。
寒いから物を冷やせるかというとそうではなくてむしろ腐敗が早め。
人が涼もうとしても頭痛や気分不良が発生し無理。
家電もすぐに壊れるし……。
いらないスポットですね。
不思議な現象もいくつか。
何もない、本当に何もない、引っかかる物なんかない場所で転ぶか転びそうになる。
誰かの足に引っかかったみたいに転ぶ。踏んだ、引っかかった感触がありかなり驚きます。
多分居るんだろうけど見えないから、ねえ。
思わず『あっ、ゴメン』て謝り、『えっとぉ、私誰にあやまったん?』と頭を抱えてしまう。
『通り道寝てたらまた踏むよ』とついでに声かけ。
あと1つ。外食などに出かけたとき。
『何名様ですか?え~と5名様ですね』
我が家は息子と私の2人です。余分な人数は?と後ろや周りをみても我が家の2人だけしかいない。
『えっ?』私。後ろ見つつ。
『あれ?』店員。おかしいなあの表情。
『2人です』息子。
『ですね』店員。納得いかない顔。
誰もいなくなり2人だけになった瞬間
『誰?何人ついてきた?』
と同時に親子でささやく。
点呼とりたいなあ、何人居るんだろう。
国勢調査のとき、付けだししてないけどいいかな?というか、団地だから世帯数申告せんとね。
今日はここまで。
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