Don't forget

崩れ落ちる 幸せな日々


君が告げた ひとひらの真実


嘘ならどんなによかっただろう



限られた時間の中で


何かを君に残したい



すべてを忘れて


散りゆく記憶は


止められぬ時の流れ


忘れないでくれ 二人の物語


最後まで傍にいる



繰り返す 自己紹介


首をかしげる君に 私は


何ができるだろう



「どちら様ですか?」


言葉が胸を刺す



無邪気に微笑む


けれどその笑みは


恋人に向けるものじゃない


私達は出会わないほうが


良かったのだろうか?



君の部屋の中 見つけた紙切れ


思い出が書かれていた


私の名前が何度も 何度も


繰り返し書かれてた



忘れたくないと 君は叫んでいた


最後の口付けを交わす


忘れないでくれ 愛していること


君に約束しよう


私は君を忘れないと

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