ごうごうと流れるままに

ごうごうと血の流れる音がする


わたしの体の中を巡る音がする


勢いのままに 流れるままに


自分の心の赴くままに進めと



誰かの残したものではなく


今の私が作り上げていくものを


自分が望むものを誇れるように



轟々と熱が渦巻く


やりたいことを叫びに表せと


体を動かし心臓を動かし


頭にイメージを宿らせて紡げと



心に 魂に 情熱に 屑に


熱に 華に 血潮に 息吹を



ごうごうと 流れていく私


流されていく 流れていく


何色にでもなってみせる


煌々と誇れる私であれるように

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る