出会い


「次は〜」


 バスの車内アナウンスに続く聞き慣れない地名に、俺は跳ね起きた。


「やべ……」


 部活の疲れか、寝過ごしてしまった。

とりあえず降りて歩いてみるも、全く知らない住宅街。どこまで来たんだ?


 道を聞こうと、近くのカフェに入った。


「いらっしゃいませ〜」



 こうして、今の恋人と出会った。

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