小学生みたいな……ゲーム?
「今日は特別な日なんだよ〜」
放課後の教室。友達と喋っていると、いつの間にか僕らだけになっていた。
「なんで?」
「1が4つも並ぶ日!」
彼女の口からは小学生みたいな回答。
「はいはい。帰るか」
呆れつつ鞄を担ぐと、端をクイッとつままれた。
「だから、その……」
その手には、ポッキーの箱が。
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