お腹と心が満ちている


 ベッドでSNSをいじっていると、美味しそうなスフレの写真が流れてきた。


「相変わらずだな」


 クラスで隣の彼女は、いつもスイーツの写真をアップしている。おかげでお腹は鳴りっぱなし。


「よし。俺も」


 日課の写真をアップする。今日は、帰りに撮った淡い夕焼け。

 そして瞬く間につく評価も、相変わらずだ。

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る