そして正夢に


 気がつくと私は公園にいた。


 橙色が辺りに満ちていて、髪を撫でる風が心地よい。……なんで私はここに?


「俺は君が……」


 その時、目の前で声がした。見ると、クラスの男友達が顔を真っ赤にして私を見ている。


 え? この雰囲気はまさか……


 ジリリリッ!


 そこで目が覚めた。


 もう今日は彼の顔を見れない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る