第12話ココ

座っている0の肩をぴょんぴょん揉みほぐす様に飛ぶ二頭身ぐらいの8番機だが、ギャグバージョンか。幼児かは分からないが(幼児なのは本当、時たまそうなる。心もそうなる)。

「セン。気持ちい。」

とその柔らかな重さがまるで無い。まるで綿な感触にそう0がそう言いながら、先輩の頭文字を取ってそう8番機を呼びながら、今は0の腹で後ろ向きに立っているので前を表情を見る様に自分の方向に向けて抱き上げると―。

眉毛が極太で目がキラキラと言うかうるうるというか少女漫画風というか、どこかのキャラのヤンキーみたいな濃いキャラになっていた。

「痛いのわ。センやないかあああああ!」

とごおおおおおおお!と言ったまるでその8番機に合わせてか。そう言うと。

それを抱いてごおおおおおおお!!!と言ったりきたりしていると―。

「何。フザケてるの?ウー君」

とそう3番機が、0に言うと。

「どこがフザケトルんやぁぁぁ」

と0が3番機の顔にくっつくかつかないぐらいに8番機を掲げた。

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