第9話
雪がふわりと吹き付ける早朝は
ゆめうつつな夜の続き
眠りにつけば
新しい世界のはじまりはじまり
ふわり、ふわり、心地よい
魔法にかかったように心は軽く
全身を素敵な何かが
巡っているのがわかる
時間が止まればいい
永遠にこのまま彷徨い続ける
永遠に幸せなまま
何度も同じ新しいときめきを
繰り返し繰り返し感じ続ける
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