炎天下


 日差しよ照らせ

 焼き焦がせ

 嗚呼

 どこまでも続く晴天に

 感謝を

 嗚呼

 倒れ逝く人々へ

 追悼を

 どこまでも続く晴天よ

 嗚呼

 我らを導き給え

 どこか遠く

 誰の手も届かない

 夏の向こう側まで

 嗚呼

 もうすぐ自分も焼かれる事だろう

 それでいい

 おお太陽よ

 我が夏よ

 君に幸あれ

 ハレルヤ

 ハレルヤ

 ハレルヤ

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