第8話 平和な夏休み
今日は7月21日。
夏休みが始まった。
空は晴々としていて、暑い日々が続くが私達は平和な夏休みを過ごしていた。
祭りに行ったり、遠くに出かけたり、部活をしたり。
人それぞれに平和な夏休みが来た。
そんな私は祭りに出かけるためにバスを待っていた。
夏の暑さで外に出る人が少ないのか、辺りは静寂に包まれた。
空も快晴で、風もそよいでいるけれど暑い。
そんな中で、バスが来る。
空色のバスが。
私はそれに乗って、駅まで行く。
これから私は東京の奥多摩のお祭りまで行くのだ。
って言っても今の時刻は午後一時。
まだ時間は早いかもしれないけど、早くついたら適当に時間でも潰そう。
美味しいお店でも見つけてそこでゆっくりと。
そんな事を考えていると駅に着いた。
東京方面の電車があるホームまで行って、電車を待つ。
ホームに居る人は、少なかった。
仕事の人は朝早くに出社するために電車に乗るから、日中は人が少ない。
けれども、夏になるとそれが本当に少なくなる。
電車が来て乗った。
車内は冷房が効いていて涼しい。
冷房が効いている車内はほんとに幸せでたまらない。
そして、どんどん電車を乗り継いで奥多摩に着く。
時刻は午後3時だ。
まだ開催にまでは時間がある。
私は奥多摩をぶらぶら歩くことにした。
田舎だからか空気は美味しかった。
途中喫茶店にもよったが、人がいい上に、食べ物がおいしかった。
暇を潰している内に、時刻は午後6時。
お祭りの開催時刻となった。
そしてお祭りが幕を開ける。
人が沢山いるけれど、心地よかった。
だってみんなが楽しそうだから。
人が楽しそうなら自分はそれでよかった。
それだけで幸せだから。
そんな事を思っていると花火が打ち上がり始める。
私はスマホを夜空にかざして動画を撮った。
打ち上がる花火は綺麗だった。
数分して花火は終わった。
だけど、まだお祭りは終わらない。
私は食べ物を買って食べて帰った。
もちろん家族へのお土産も買った。
「楽しかったな…」
そう呟いて寝た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます