戦時下に生きていた人の手記を読んでいて驚くこと

 「大東亜共栄圏」を本気で考えている人もいたということ。

 本気で考えてみんなで話し合っていたりとか、手記にその高い志を記していたりとかしていて……特に(ある程度学のある)庶民とか、下級将校とかが。

 私は歴史の授業で「大東亜共栄圏」は植民地から搾取するための大義名分だと教えられました。それは軍部の上級将校の見方であって、また真意なのだろうとは思います。

 それでも、情報統制されている中で本気でアジアの独立を考えていた人もいたのだと思うと、なんだか切なくなります。

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