私の好きな作家さん(推し)語り①
私は柳広司先生が好きである。めっちゃ好き。
・柳先生の文体
無味無臭簡潔明瞭万々歳!みたいな感じ。(本人は自身の文体に悩まれたそう……)
でもどこか格調高さも感じてとても素敵。なんか上品な感じがするの!
・柳先生のジャンル?作風?
今の柳先生は歴史小説を書くことが多いのかな?初期は夏目漱石などのパスティーシュを得意となさっています。
実際の出来事や人物、事件について「裏ではこんなことがあったのでは?」という推理の目を向けて、話を膨らませていくのがとても得意な作家さんです。
また、柳広司先生の扱うテーマの着眼点も素晴らしい。結構珍しい、それでいて非常に面白いテーマがいつも扱われます。
作中には色々実在の事件が散りばめられており、歴史を学べば学ぶほど「これの元ネタってこれじゃない?!」「これってこういうこと?!」みたいなのが増えます。
これがめちゃくちゃ楽しい!
・柳先生の描く主人公
「日本人にしては彫りの深い端正な顔立ちの」「男にしてはいささか赤すぎる唇」「端正な顔立ち」「整いすぎたような」
つまり、イケメンが好きなんですね、柳広司先生……ほぼ毎回主人公はこんな感じの説明で〜〜す!!!!!!
中期くらいからこんな感じの描写が増え、何が先生を変えたのかとても気になります。「ベニスに死す」とか見たんですかね?映画もお好きだそうで……
でも柳広司作品ガチャとかやったら多分イケメンしか出ないということなので、良いですね。素敵です。
主人公たちはほぼみんな頭が良く、観察力が高い人が多いです。
ちょっとした癖、服装、その他もろもろから色んなことを見つけ出し、相手を分析する……こういうことをして主人公の賢さを演出させます。
「ミステリと言う勿れ」ってドラマありますよね?あれ大好きです!面白いですよね!
主人公の整くんと柳広司先生の描く主人公が、少し似てるな〜と思いました。と思ったら、シャーロックホームズがああいう手法を取るんですね!柳広司先生はシャーロックホームズがお好きだそうです。
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