きもひでぼろぼろ

遠い未来のこと

　私はかなり、遠い未来のことを考えるのが好きだ。

　例えばずっとずっと未来にはどんな言葉が消えて、どんな言葉が残って、どんな物語が、詩が、随筆が、絵が、残って、消えて、時代のふるいにかけられたのか、心から本当に知りたい。きっとその頃にはとっくに死んでいるだろうが。

　千年後の古文には「草」とかあるんだろうか

　私が古典として残っていて欲しい本はヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」です。あれだけはこの先もずっと残っていると確信している。