夏に見るべき邦画

「この世界の片隅に」と「野火」を見てハッピー平和主義ライフを送ってほしい。

ちなみにどちらもAmazonプライムビデオで見れる。


軽く紹介:

「この世界の片隅に」

アニメ映画。

ほんわかしていて戦時下でも明るく朗らかに、たくましく生き抜く、すずさんを中心とした人々を描いた名作。

明るい話だけでなく、後半はかなり辛い場面もある。

昔の人も私たちと全然変わらない。

ただ、日々を笑って、泣いて、怒って、過ごしていただけなのだ。

戦時中の人々の生きる姿がこの映画でいっそう鮮やかになる。


「野火」※PG12

塚本晋也監督のです!!

カメラワークと若い男性の演技がかなりアレだったが、自主制作でここまでの緊迫感と過酷さを演出できるのは、監督の才能が素晴らしいからとしか言いようがない。小道具や衣装が凄すぎる。


戦争をしてはいけない理由がダイレクトに伝わってくる作品。

極限状態の人間の心理や葛藤を描いた名作である。


大岡昇平の同名小説が原作となっている。

またこちらも、戦争小説の最高峰といえるものであるのでぜひ読んで欲しい。本当に素晴らしい小説だった。

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