第17記:目標
今月は、100次元を超えるか、超えないかで、自分で騒ぎ、自分で喜んでいた。ただ一人、柳乃奈緒さんが、俺の空騒ぎ(馬鹿騒ぎ?)につき合ってくれたのだった。本当にありがたいことである。改めて、感謝を捧げます。今後とも、よろしくお願いします。
意外にあっさりと「大目標」は達成できた。今は次の目標である200次元を目指している。今年中に辿り着きたいと考えているが、実際にどうなるかはわからない。人間の命など、儚いものである。どんなに守りを固めていても、全然予想もしていなかったような経緯で飛んできた弾丸に当たって、終局を迎えることもある。流れ弾は怖い。
ダサク(草小説)よりも、ダブン(草随筆)の方が書き易いみたいである。クッキーさんと、掲示板上の会話を重ねながら「どうして書き易いのか?」について、俺なりに考えてみた。
小説は「見てもいないもの」を、見てきたように書かなければならないから大変である。随筆は「見てきたもの」を、そのまま、見てきたように書けば良い。それが「前者と後者の差」ではあるまいかと思っている。
まあ、随筆もなかなか「100%そのまま書く」というのは、難しいですけどね。付加することもあれば、削除することもある。一切の加工を排した「純粋随筆」が書けたら、どんなに気持ちがいいだろうかと思う。思うが、それはもう、本職の範疇に入るのかも知れない。
好天の影響なのか。今日の鍋太郎は「篭城ギア」から「遠征ギア」に切り替わってしまった。気がつくと、神保町にいた。大好きな町である。俺が富豪なら、この町に家を建てるだろう。本日の軍資金は1万円。家に戻り、財布を確認したら、約6000円が残っていた。この半分が、月曜から木曜までの、朝飯代兼昼飯代になるのだ。
雑用を済ませてから、愛機を起動し、ぴよぶっくを呼び出した。ダサク1頁とダブン1頁を投稿した。前者は「長篇化」の様相を極めている。まだまだ続きそうな気配だし、俺もまだまだ書くつもりである。
後者は今日の体験を、なるべく、そのままの形で書くように心がけた。多少荒削りでもかまわない。素材の個性を最大限に生(活)かす…そんな文章が書きたいものである。〔5月31日〕
♞クッキーさんとはよく話をした。後に脱退された。お元気だろうか。まだまだ書くつもりの『邪神の眠り』は、732頁まで続いたが、未完で閉幕。
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