第27話 しみ入っていますね
じいーーーーーーーーーーーーーーい。
雨上がり 暑さ感じる 蝉の声
午前中のゲリラ豪雨が嘘のようだ。
歯医者さんに行って出てきたら滝のような雨。
雨雲の情報を調べたら30分もしないうちに通過しそうだ。
ドラッグストアーに行き出てくれば傘がなくても大丈夫なほどの雨になっていた。
雨の予報だったので長傘は持っていたからしっかりと使ったけどね。
昼食を摂ってファミレスに移動しておやつを食べてから総合スーパーで買い物をすればそろそろ夕刻に。
まだまだ青空が見えている。その空に浮かぶ白い雲も夏の雲だ。
そして今年はじめての蝉の声。今年の蝉の声の初は7月15日になった。
例年だったら6月のお終いか7月の初めに聞くニイニイゼミの声だ。
松尾芭蕉の立石寺で読んだ俳句ではアブラゼミかニイニイゼミかという議論があるのは有名な話だけど、しみ入るというのはニイニイゼミの声がぴったりだと思うのと同時に梅雨の中休みの暑さを感じさせたくれる。それが今年は7月16日の東京の梅雨明けの前日に蝉の声を聞くことになった。この時期はいつ蝉の声を聞けるかワクワクしていたがなかなか聞けずおかしいと感じていたのだが。知人は私より数日前に蝉の声を聞いたと言っていた。なんとなく悔しい。
桜の樹の下で立ち止まって蝉の声を聞いている。やはり夏をしっかりと感じなくては。自動車の音や商業施設の放送、通行人の話し声。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」というわけにはいかないが蝉の声に夏を感じるのはいいもんだ。蝉の声をかき消す喧騒に横田に向かう航空機の騒音が含まれるのはいつものことだ。双発プロペラ機、四発プロペラ貨物機、双発ジェット機などなど。そしてこの独特な音はオスプレイだな。大きなプロペラで他の航空機より近づくときの騒音がひどい。通過すると急激に音が小さくなる。
青空に 蝉声かき消す オスプレイ
字余りか。
追記、ヤマユリの蕾が大きくなってきました。今にも咲き始めそうです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます