前のエピソード――第21話　かわいい

　オデカケの時にはその時の時間や目的地などによって装備を整えている。

基本になる装備はある程度は決まっている。

スマホ、財布、電子マネー各種、自宅の鍵、雨具、非常食、非常用ライト、ラジオ、ドリンク、モバイルバッテリー、エコバック、呼子、コンパクトデジカメ、傷バンと風邪薬と消毒薬とハサミと時計。

当然、それらを入れるバックも。バックはザックと肩掛けバックの両方に使えるものがお気に入りだ。

つまりこの基本装備はそのまま災害持ち出し品としても使えるものだ。

財布には現金以外に身分証明書や運転免許証やマイナンバーカードも入っている。

ラジオは非常時の情報収集には欠かせない。コンパクトなものを１個必ず持ち歩くようにしている。自宅には手回し発電機のついたラジオも用意してある。こちらはスマホの充電やライトとしても使える。

発電といえば携帯用太陽発電機も持っていいる。主にスマホ充電用だ。

非常用ライトはグリップ式発電機のついたものだ。またモバイルバッテリーのうちの一つはUSBライトをつけて使えるものだ。モバイルバッテリの中にはUSBライトをつけるとしばらく経って安全装置画は働き給電を中止してしまうタイプが多い。

以外にこれが厄介だと思っている。安全を考えると仕方ない。」

　呼子は遭難時だけ得なく救助活動のときの意思疎通にも必要だ。

動けない状態では声も出せないことがある。呼子ならなんとかなるものだそうだ。

　基本的に大事なものは首から下げて行動している。時計はズボンのベルト通しにつけてあり、そこに首掛け紐でカードケースがついている。

カードケースは３つ。パスモ用とナナコ用とEdy用だ。時計はズボンのベルト通しにつける専用でカナビラがついており、手で持ち上げるとちょうどよく見えるように上下が逆さまになるようにベルト通しにつけられるようになっている。ただ問題になるのはどうしてもいろいろなところにぶつけやすので壊れやすい。今使っている時計も２代目だ。アナログ式で安いのでまあいいとしているが、物を大事にするという面では駄目だよね。

　他に首から下げているのはスマホとそのビニールケース。雨のときに重宝だ。雨と言えばザックカバーも必ず持っていくようにしている。長傘をさしていてもザックって濡れやすいからね。それから小さな小物入れも首から掛けていてそこには筆記用具や小銭すぐ出して使いたいものが入っている。基本装備はこんなところかな？

ああ、勿論ハンカチ・ティッシュは必ずポケットに。それから除菌ウエットティッシュとフェイスタオルも持ち歩くようにはしているよ