第16話 うなぎ鰻ウナギ大好き

 私はウナギが大好きだ。

ウナギの蒲焼・う巻き・・店によっては「うなたま」とも言うけど。

ウナギの様々なメニュー全般的に好きだ。

もうすぐ土用の丑の日だよね。総合スーパーでは土用の丑の日の鰻の予約を開始されている。値段もなかなかだ。以前はよく通販で土用の丑の日の鰻を取り寄せていたな。産地直送だったよ。

最近は季節に関係なく鰻を楽しむのが私だけどね。


 これまで色々な鰻専門店に行った。志摩の方のうなぎ専門店ではフルコース。こんなにうなぎ料理に種類があるのかと驚いた。釜山でもサンチェで巻いたうなぎを食べた。これも美味しかった。日本橋のデパートの特別な食堂では赤坂に本店のある有名なうなぎ屋のうな重を食べた。静岡ではウナギの一本焼き定食しかメニューがない店のうなぎを何回も食べている。はじめの頃は当分はうなぎを食べなくていいやと思った。うなぎの蒲焼が皿からは見出し、ご飯は井川メンパに入って出てきた。注文が入ってから焼くということで30分ぐらい待たされたのが懐かしい。鰻の背骨を揚げたものも出てきたよね。

有名な三島のウナギは残念だった。有名な店に入ったのだがちょっと私の口には合わないというか。う巻きを最初に注文したのだけどその段階でがっかりした。う巻きが美味しい店は蒲焼きも美味しいと思っているのは私だけだろうか?結果としては蒲焼きも残念な味だった。後から知人から聞いたらその店より他の店に行ったほうがいいということを言われた。もっと早く教えてよ。三島の鰻の話は知っていたでしょう!

旧大井川町の有名な鰻屋のうなぎは美味しかった。値段もリーズナブルで美味しくいただくことができた。旧大井川町はウナギの養殖が盛んだっただよね。最近は養殖池をあまり見なくなったけどね。

 東京駅のデパートの鰻屋はこれぞ東京風と感じた。しっかりの蒸して脂は落とされているが旨味は濃縮されて留まった鰻の蒲焼きはさすがと評価できた。日本橋のデパートで食べた鰻にも同じことが言えるとは思ったけどね。

大阪で食べた鰻は思ったほど関西風ではなかった。店内をよく見たら関東風と書いてあったの・・・。

名古屋でもうなぎを食べている。ひつまぶしだ。これはこれで美味しい。

静岡でソースカツ丼が美味しい鰻屋の上位のうな重は鰻が二段になっていた。ご飯に挟まれた方の鰻もひつまぶしのようで美味しかった。

静岡では持ち帰り専門の鰻専門店もあるけど。鰻弁当だからといって侮れない。

 今住んでいるところの近くでは町田のデパートに入っている鰻屋がなかなか。私の評価が高い。


 ウナギは一時期高かったけど最近はかなり安くなっているように感じる。

コロナの影響かな。料亭や旅館などの消費が落ちているのか?宴会なども行われにくく料理屋での需要も減少しているのだろうな。先日購入した総合スーパーの鰻の蒲焼きはタレと山椒付きで長焼き本体価格880円、税込み950円のところ30%引きになっていた。更にその日はその店の電子マネーを使うと5%引き。ということは税込み631円。ポイントは電子マネーに2ポイント、アプリに2ポイント。実質627円ということになるようだ。然程大きい鰻ではなかったけど味もまずまず、十分にお得だった。

鰻は大きすぎるものはむしろ安くなっている。味が落ちるということだろうか?丁度いいサイズが有るようだけどどれがいいのか知らない。

そこの総合スーパーでは去年の秋頃は1尾本体価格1000円が安い鰻だったけど現在は880円がいつも出ている。他の安いことで有名なスーパーでは本体価格が1尾700円台の鰻も並んでいた。二駅東に行ったところの駅前にあるスーパーではでっかい鰻の蒲焼きがいつものように本体価格1尾880円で売られている。タレや山椒は別売り一パック10円だけどね。先日はその鰻、特売で本体価格1尾780円になっていた。中国産だけど肉厚で十分に美味しく食べることができる。更に1パック本体価格1尾680円の鰻の蒲焼きも売っていた。よしこれを買おうとして横を見たら一パック2尾入り本体価格1280円の鰻の蒲焼きが・・・・。まだ凍っているし賞味期限は7月初め。こちらを購入してしまいました。いつもの鰻よりは小ぶりだけどこれはこれでいい。いつもの鰻は1回で食べると食べすぎになってしまう。しかし、解凍した物をそのままにはできないしね。とにかく今年は鰻をたくさん食べることができそうだ。肌にいい亜鉛もたっぷり摂取できそうだ。当然だけど二駅隣りのスーパーで買物をするのはそちらに別の用があるときだ。スーパーに行くだけに往復272円使う勇気は私にはないよ。


 鰻料理には関西風、関東風、名古屋風とあるという。関西風は腹開きで蒸しはなし。関東風は背開きでしっかり蒸す。名古屋風は・・・知らん。とにかくひつまぶしか。

静岡付近は関東風同様に背開きで蒸しているようだけど東京で食べるものと比べると蒸しが弱く脂っこい。脂と旨味。脂が多いほうが旨味もあるように感じるがそうでもない。しっかり蒸して脂は落とした鰻は旨味はしっかり凝縮されていて美味しい。但し蒸し方が悪いとパサパサしてしまうようだ。そのへんを考慮して自宅では安い鰻を美味しく食べれるように試行錯誤してきた。テレビでは食パン挟んで加熱・・・・・オーブントースターか電子レンジか忘れたけど・・・というのを紹介していたのを見たことがある。しかし鰻味の食パンは・・・。

私は加熱した鰻を温かいご飯で挟んで再加熱する方法で美味しく食べている。しっかり柔らかくなってある程度美味しくいたただける。まあ、うなぎ店の継ぎ足しで熟成されたタレがないのが残念だけど・・。購入してくるタレは鰻の味が入っていないので残念だよ。


 吉田町で鰻養殖の漁協のウナギ直売場の近くに住んでいたことがある。歩いて5分。若い頃で裕福でなかったけどそれなりに買ってきて食べた。あの鰻・・・おいしかったなあ。

高校時代、文京区の自宅から朝早く駅まで歩いていくと途中に鰻問屋があった。運ばれてきた鰻に天井から流れる地下水で清められているのを毎朝のように見ていた。確か三島の鰻が有名なのも良い地下水があるからだと聞いたことがある。養殖ではなく調理前に良い地下水が必要だということだ。


 コロナが一段落したら鰻を購入するためのオデカケだけでなく、美味しいうなぎを食べるためのオデカケもしたい、そう思う今日この頃です。

・・・・・川魚料理が有名な川越でも鰻を食べてみたいなあ。


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