ただ詩人として

鳥の声を聞いて

目を覚ます

朝の陽を浴びて

躰を覚ます

今日も新しい一日が

始まっていく


何気ない風景や

何気ない出来事

ただ普通に感じたこと

ただ普通の毎日のこと


ただ詩人として

今日もうたにして


でもそれが何よりも大切で

掛け替えのないもので

そんな当たり前のことが

本当はきっと当たり前のことなんかじゃないって


そう思ったから

そう分かったから

そう気づいたから


ただ君がいること

君の傍にいること


そんなちょっとした

でも特別で大事で宝物で

楽しくって

まじヤバくって

でもちょっぴり、

切なくって


ほんとに愛しくて


キラキラしてるよ


そんな幾ら言葉を重ねても

何編の詩を編んでも


伝えきれない


その輝きを

今日もうたにして


ただ詩人として

ただの詩人として


ただうたにして


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