First love letter
お元気ですか
初恋のあなた
あなたにフラれてから
もう何年たったでしょう
あなたを見返したくて
いっぱい努力しました
でもやっぱり
追いつけなかった
同窓会で再会したあなた
さらに手の届かないひとへ
それでも逢えて
嬉しかった
やっぱり胸は
苦しいほど高鳴って
自分の心を
確かめることができたから
あれからもう
何年たったでしょうか
今日もまた
夢を見ました
あなたではなく
あなたを好きになった
わたしに初恋をした
あのひとの夢を
ふしぎなことね
あなたのことを思い出すと
やっぱり苦しいけれど
今はなぜか
あなたに恋してた自分が愛おしくて
しめつけられます
ふしぎなことね
あんなに努力したのに
どうしてあのひとは
そうなる前のわたしを
好きだと言ってくれたのでしょう
恋してくれたのでしょう
もう確かめることもできない
夢の中でさえ
お元気ですか
初恋のあなた
もしあなたが
同じように
あなたに初恋をしたわたしを
思い出してくれたなら
夢にでてくる そんなことが
もしあったなら
いつかお話ししましょうか
素顔の心で
ありのままの
飾らない心で
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます