きみの孤独は何センチ?

きみの孤独は何センチ?

白いくじら雲みたいに大きいのかな?

小さかったらいいけど


きみの孤独は何センチ?

冷たい夜の雨粒のように小さくても

いくつもいくつもあるのかな?

少なかったらいいけど


きみの孤独は何センチ?

計りようもない

胸にぽっかり空いたその穴の

暗い暗い

スキマから入ってくる

その孤独は



夕陽をね

夕焼けに染まった茜色の空をね

見てごらん

きっと

きっと孤独は消える

きっと消えるよ

きっとね


そして夕陽が沈んだら

目を閉じて

そっと耳を澄ませよう

唄が

星の唄が聴こえてくるから

夜空に瞬く無数の星々が

きみに向かって唄ってる


もう、一人じゃない

もう、孤独じゃない


いま

繋がった、、

きみとぼくとの心の距離は

ゼロセンチメートル


もう、孤独は入ってこないよ


センチな想いは

もういらない


――――――――――――――――――――――

誰かの心のスキマは

誰かの心で埋めるしかないのです

だから

人は一人では生きていけないんだと思います


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