へんてこかぞく
うさぎのしっぽ
へんてこかぞく(童話版)
わたしはルー。
わたしは、
わたしを
ヤマさんはごしゅじんと、たくさんのきょうだいと
わたしはヤマさんの
ある
「ふれあい
きょうだいたちは、それぞれニンゲンにしっぽをふっている。わたしもまねをしてみた。
ニンゲンのむすめと
むすめが
むすめは
わたしはうしろ
「ふれあい
その
ヤマさんは
むすめの
これが、わたしのかぞく、へんてこかぞく。
シゴトがおやすみの
おかあさんは、わたしにあまい。ごはんのしたく
むすめの
このころから、むすめはよく
むすめはシゴトにいかなくなった。
だけど、むすめは
ちょっとずつ、ちょっとずつ、むすめはもとのむすめにもどった。わたしともあそべるようになったし、あたらしいシゴトにもいきはじめた。
わたしのかぞく、へんてこかぞく。
それからまたしばらくして、むすこがおよめさんをつれてきた。およめさんは、ちっちゃな
わたしは、およめさんが
むすこはわたしのかぞくなのに。わたしのほうが、かわいいのに。
さいしょは、いじわるをしてやった。わざとうなったり、
わたしはかぞくのセンパイだから、わたしがふたりの
いじわるするのをやめてみたら、ふたりともよろこんで、わたしのかぞくになった。
わたしのかぞく、へんてこかぞく。9
ある
おじいちゃんがいた
わたしのかぞく、へんてこかぞく。どうして8
およめさんが、あかちゃんを
みんなみんな、うれしそう。だから、わたしもいっしょによろこんだ。
わたしのかぞく、へんてこかぞく。またまた9
むすこはおよめさん、
わたしのかぞく、へんてこかぞく。いっきにへった、へんてこかぞく。
おばあちゃんのようすが、おかしくなった。さっきごはんを
しばらくして、おじいちゃんのしゃしんのとなりに、しゃしんが1
わたしのかぞく、へんてこかぞく。これで4
むすめも
むすめがいなくなったら、だれがわたしに、ボールをなげるの? わたしはだれのふとんで、いっしょに
ダメダメ、ダメだよ。いっちゃダメ。おじいちゃんも、おばあちゃんも、むすこたちもいないんだ。むすめまでいなくなったら、ぜったいダメ。
ひっしにそう
わたしのかぞく、へんてこかぞく。どんどんへってく、へんてこかぞく。
わたしもだいぶ、
おとうさんとおかあさんが、しんぱいそうになでてくれる。だいじょうぶ、まだだいじょうぶ。
わたしのかぞく、へんてこかぞく。3
ある
むすこたちが
むすめが
ほら、やっぱりわたしがいないと、ダメだろう?
でも、どうして、うごけないんだろう。むすめをいちばんに
むすめが、じぶんから
ルー、おそくなってごめんね。そう
わたしはきっと、しあわせだった。わたしが
むこうから、おじいちゃんとおばあちゃんが、よんでいる。まぶしくて、あったかい。
わたしのかぞく、へんてこかぞく。10
へんてこ、へんてこ、へんてこかぞく。だけどやっぱり、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます