第8話 雨の日曜日

「雨の日曜日」


雨の日曜日

もの悲しい道沿いに

紫陽花が咲いている


雨の日曜日

もの寂しいこの部屋の

窓の景色がぬれている


雨の日曜の昼下がり

一人ぼっちがふさわしい

小さな部屋が薄暗い

湿った気持ちがふさわしい</div>


雨の日曜の夕暮れは

誰かに会いたい雨の音

灯りもつけず ただ一人

夜を迎える日曜日









  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る