二話 助けないといけないのか…
朝------
普通に教室に入るが挨拶は誰からもされない。
なんでかって...ぼっちだからだよ。まあ気にしてないけど、
それから自分の席に着いた俺は音楽を聴く。そうやって毎日を過ごしている。
それが俺、佐鳥龍宝の毎日だ。
何故こうなったのだろうか、話は入学式まで遡る。
これは勝手な偏見だが、入学式が終わったあと話しかけられるだろうと思っていた。
しかしそんな簡単なものじゃなかった。誰からも話しかけられなかった。
ここで「自分から話しかけろよ」と思う人もいるだろう。
だが、俺は『人見知り』なのだ。|
そして時間だけが過ぎていき、今日が終わった。
その時から、俺は殻にこもってしまった。
これからずっとこうなるのかなー。そう思った瞬間でもあった。
はあーまたぼっちになるのか。
憂鬱な気分で家に向かった。
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「ただいまぁー」
と死んだような声で言う
「おかえりー」
と明るい声で返ってくる。
こいつは俺の妹佐鳥悠華だ。
悠華は俺と対称的に真反対だ。性格はおちゃらけていて、友達はいっぱいいるらしい。時々俺をいじってくる。そして悠華は兄の俺が言うのもなんだがめっさ可愛い。
もう見慣れたからなんとも思っていない。
「あれ母さんは?」と俺が
「今日高校の同窓会って言ってたじゃん。話聞いててよ。」
うっ厳しいな。妹は
「そうか、すまん。ところでご飯は?」
「あっ!!ない!」
「まじか。お金は出すからピザでも頼もう。」
それしかなかった
「ほんと!?ありがとうお兄ちゃん!!」
と普通に見れば可愛いと思うであろう顔で言ってきた。
こんな顔で言われたら男はイチコロだろうと思った。
ピザが届き、食べてそこから普通に寝た。
あー学校行きたくなねー
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初めて書くので変なところがあったら見逃してくれると嬉しいです。
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