はあはあと手のひら丸め息をはき家路に急ぐ肩に雪舞う

★はあはあと手のひら丸め息をはき家路に急ぐ肩に雪舞う



 最近は雪の降る量も昔に比べるとかなり減ってきました。

私が小さい頃は何日も降り積もって「雪だるま」はもちろんの事「かまくら」を作ってその中に入って遊んでいました。


 今は「かまくら」が作れるほど積もる事がなくなりました。

それでもやっぱり冬になると雪の降る日が何日かあります。

仕事帰りに凍えた手のひらを息で温めながら家に帰る途中、いつの間にか降り始めた雪がはらはらと落ちてきた時の事を詠んだ一首です。


2008年 2月







 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る