第14話- 記憶
その時見えたのは過去の記憶だったのか、
それともこれから起きる惨劇の予告か、
流れていく映像の断片に一体何を重ね合わせればいいのだろう。
ここから立ち去って行き着く先は力を失った天使か、それとも力を蓄えた悪魔が導く処なのか。
どちらにしても血しぶきの中を歩き続ける事になるだろう。
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