呟怖 2020 より ~~ 前途遼遠 ~~
龍津 秋蘭
第1話- 満開の睡蓮
可憐な花で埋め尽くされた池の畔、ふと水面を覗くと大きな鮒が横向きに鰭を動かしながら浮いている。
生きるものあれば死ぬものもあるんだな、と見ると小さな蛙の手がそれにしっかり抱きついて、嘴の様な管を刺し込んで体液を吸っているようだ、蛙って怖い。
綺麗な風景の中の生存競争だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます