キャラクター紹介④―激渋おじさんは危ないお仕事をしている―

PL④:名前はエンリコ・アルベルティ。イタリアの公安警察の諜報部員さ。ワークスは指定通り『情報部員』を選択。カヴァーで新聞記者を装ってる。両親は弱小のマフィアに付き従っていた…まぁ、ゴロツキ同然でな。今回のシナリオに関わるラフェッロ・ファミリーに手を出して、所属していたファミリーごと消されちまったのさ。

GM:ラフェッロは因縁深い相手というわけですね。

PL④→エンリコ:その後は、いろんな悪事に手を染めていたけど、警察に御用となる。天涯孤独も同然で犯罪慣れしている俺に目を付けた公安様が『ブタ箱がいいか?悪魔と取引するか?』って持ち掛けてきたのさ。

エンリコ:あと、覚醒が『探求』なんだけど…少しイメージを変えて『公安に入る条件として、オーヴァードに強制的になる薬の被検体にさせられた』ってしてもいいかな?

GM:イタリアの公安警察がスゲーヤベー組織になりますねw。悪い組織は大好きなのでソレでいきましょう。


(強制的にオーヴァードにする→基本的には身体が耐え切れずに死亡するのはほとんどだ。死亡しなくても、力に飲まれて理性をなくしジャーム化する。エンリコは幸運にも生き残り理性を保った稀有な事例と言える。)


エンリコ:シンドロームはソラリスとエグザイルのクロスブリード。体を霧に変化させる能力が使える。そのため『ザ・ミスト』と呼ばれている。

シルヴァーナ:『ミスト』ですか。

エンリコ:違う。『ザ・ミスト』さ。定冠詞の『THE』を付けて『ザ・ミスト』が俺のコードネーム。

GM:しかし。珍しい組み合わせですね。

エンリコ:イメージ優先でキャラメイクしてみたよ。

GM:カッコよさに振りきってますね。大好きです。


(エグザイル→肉体を柔軟にさせて、異常なほど変化させるシンドローム。)

(イメージ優先→肉体が強化されるエグザイルと精神攻撃や支援に向くソラリスの相性は良くはないが、PL④は『霧になる能力者』というイメージとやりたい演出を優先してキャラメイクしたのだ。)


GM:了解です。では、ハンドアウトを改めて読み上げます。


PC④用ハンドアウト

ロイス:エリオ“ストラーダ”ラフェッロ   感情:尽力/憎悪

 エリオ“ストラーダ”ラフェッロ。フィレンツェでも、屈指の影響力を持つマフィア“ラフェッロ・ファミリー”の後継者と目される男だ。

 今、フィレンツェの裏社会では、血で血を争う抗争が始まっている。

 その中心人物が、エリオ“ストラーダ”ラフェッロなのだ。

 君は、このふざけた茶番劇を終わらせるためにイタリアの諜報部より派遣されたのである。

 噂では、ラフェッロは犯罪組織であるギルドを通じて腕利きの殺し屋“ヴァローナ”を招いているらしい。まずは、その殺し屋とやらを探るべきだ。


エンリコ:オレは、エリオとユーリを追うことになるのか…。

GM:公安警察とUGNは一応は対立していませんが、お互いに疎ましく思っている間柄です。

エンリコ:了解したよ。あと、ロイスで上司に『ルチアーノ』という公安局の課長を設定したんだが、演出に組み込んでもらえるかな?

GM:問題ないでしょう。むしろ、大歓迎。



●キャラクター・データ

名前:エンリコ・アルベルティ

コードネーム:THE MIST

ワークス:諜報部員

カヴァー:新聞記者(場合によって変更)

ブリード:クロスブリード

シンドローム:ソラリス/エグザイル

取得エフェクト:

〈餓鬼魂の使い〉〈絶対の恐怖〉〈ポイズンフォッグ〉〈鍵いらずの歩み〉〈擬態の仮面〉他

常備化アイテム:

《自動車》《コネ:警察幹部》《コネ:情報屋》《コネ:マスメディア》他

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る