キャラクター紹介①―イタリアといったらマフィアでしょう―

GM:では、各人に渡したハンドアウトに合わせて作ってもらったPCを紹介してください。まずは、PL①から。

PL①:名前はカルロ・カラヴァッジョ、ワークスは暗殺者、カヴァーはボディガード。シンドロームは『ブラックドッグ』と『ノイマン』と『エンジェルハィロゥ』のトライブリードだ。


(ワークス→自分のキャラクターの本職や本当の立場などをあらわす)

(カヴァー→他者から見た時の自分のキャラクターの職業や立場を表す)

(ブラックドック→電流を操るシンドローム。)

(ノイマン→超人的な思考速度を得るシンドローム)

(エンジェルハィロゥ→光を操る、感覚を強化するシンドローム。)

(ブリード→シンドロームの混ざり具合でピュア・クロス・トライが存在する。カルロは三種の混合のためトライブリードとなる。)


GM:カルロ・カラ『バッキオ』?

PL①→カルロ:カルロ・カラ『ヴァッジョ』だ。呼びにくいならカルロでかまわない。専業の暗殺者で、無駄に《知識:暗殺術》を2レベルも修得してたりする。

PL③:危険な男だw

カルロ:父親のジョルノ・カラヴァッジョから一片の愛情も受けず虐待を受けて育った。ガキの頃からイタリアの裏社会でコソコソと生きていたのさ。そんな父親のおかげで、強くなれたってのも事実だけどね。

GM:かわいそうに…。

カルロ:オーヴァードに覚醒したのは『忘却』。裏社会で生きていたら、いつの間にか『オーヴァード』に覚醒してしまったらしい。衝動は『破壊』。全てを破壊したいという欲求が心に奥にあります。

GM:お前たちを破壊尽くしてやる~!ですね。戦闘方法は予定通り《射撃》でしょうか?

カルロ:あぁ、みんなのお勧めしてくれたエフェクトを中心に〈小さな塵〉とかを修得したよ。武器は銃器。


(エフェクト→ほかのゲームでいう特技。シンドロームごとの超能力のようなもの)

(小さな塵→射撃の攻撃力を上げるエンジェルハィロゥのエフェクト)


カルロ:コードネームは『葬送の弾丸ガンスリング・レクイエム』と呼ばれています。

GM:了解です。では、改めてハンドアウトを読み上げましょう。


PC①用ハンドアウト

ロイス:エヴァ“フェイト”サヴァーニャ   感情:慕情/隔意

 エリオ“ストラーダ”ラフェッロは、イタリアでも有名なマフィアの一家“ラフェッロ”の後継者となる青年だ。

 しかし、札付きの悪ではない。

 礼儀正しく、道理を重んじる不器用な男だ。

 一構成員でしかない君を取り立て、自らの異能や殺しのテクニックではなく人格を評価し“兄弟”と呼んでくれた最高の親友である。

 そんな彼から頼まれた仕事は、1人の少女の護衛だった。

 少女の名は、『エヴァ“フェイト”サヴァーニャ』。

 なぜ、身内でもない少女の護衛なのか?彼は、今は理由を話すことができないと言う。

 だた、「俺が仕事の終わりを告げるまで。何があっても、この少女を守ってほしい」といった。


PC③:ダブルクロスらしからぬハンドアウトですね。

カルロ:俺もそう思うよ。とりあえず、親友の頼みで女の子を護る暗殺者をさせてもらうよ。


(ダブルクロスは、現代日本を舞台に高校生くらいの若者が目覚めた超能力に振り回され、苦悩するのが一般的なイメージのTRPGだ。舞台となる場所も雰囲気もだいぶ違う。)


GM:エヴァは、18歳の金髪ロングの少女です。少し幼げですが、意志の強そうな目が特徴。

PL②:それ、完全にGMの趣味ですよね。

GM:ハハハハハ


(当時のGMは、なのはのフェイトやブラックキャットのイブが大好きだった。いや、今でも好きだけど。)



●キャラクター・データ

名前:カルロ・カラヴァッジョ

コードネーム:葬送の弾丸ガンスリング・レクイエム

ワークス:暗殺者

カヴァー:ボディガード

ブリード:トライブリード

シンドローム:ブラックドック/ノイマン(オプショナル・エンジェルハィロゥ)

取得エフェクト:

〈小さな塵〉〈コントロールソート:射撃〉〈MAXボルテージ〉〈バリアクラッカー〉他

常備化アイテム:

《大型拳銃》《防弾防刃ジャケット》










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