第2話 当たり前にある幸せ

とにかく強く望み過ぎない事。

それは今の不足を認識してしまう。

今の状況を意識で創ってしまうからだ。

夢中になってやる事。

夢中とは無中でもある。

未来にも過去にもとらわれないように、自分が望むストーリーに沿って進んでいけば良い。

前向きな気持ちは未来を描く。

後ろ向きな気持ちは過去の物語を描く。

経験か希望か。

実は『良い事も悪い事も起きてはいない』

どう認識するかだけである。

『すべて良い』と認識する事もできるが、悪い事から得られる、『経験やスキル』が不足しがちになる。

そして、過去から得られる自信というものは確かに存在する。

まさにこの世は、光と影。陰と陽、善と悪。闇のおかげで光を強く認識し、悪のおかげで今のありがたみを感じるというわけだ。


今、『当たり前にある幸せ』に気づけたのならば、運、不運に左右される事なく、安定した生活をおくれるのだろう。

『今この瞬間』しか存在しないのだから。


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