第2話

少し荒い息をつき

事後処理をしているあなた

ヤることをヤれば

私には見向きもしない

本当に残酷な男


私はシーツを身体に巻きつけ

シャワーを浴びに行くため

ベッドから立ち上がると

脚の間から液体が溢れ落ちた

待って

着けていたわよね

何故あの人の体液が??


「あー、3回目無かったから

生でやったから」


えっ!


(待って、デキテたらどうするの?)


「産めば」


(姉は、姉になんて云うの)


「黙ってれば分からないよ」


(何いってるの?)


この後、彼が何故あのような投げやりな事をしたのか理由がわかった


姉の余命が後半年だと

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