小林亜星さーん(>_<)
2021年5月30日、作曲家でマルチタレントの小林亜星さんが天に召された。
享年・88歳でした。
慶応大学在学中に米軍関連のナイトクラブでビブラフォン演奏をしたことがきっかけで音楽の世界に入った。
大学卒業後に、本格的な音楽活動を始めた。
1961年に『レナウン』(アパレルメーカー・経営破綻した)のCMソング『ワンサカ娘』が大ヒットした。
CMソング第1号の曲である。
長谷川町子さんの原作の『サザエさん』の4コママンガで、カツオくんとワカメちゃんとタラちゃんの3人がそれを歌いよったけん波平さんからおらばれた話があった。
…と言うことは、幅広い年齢層に『ワンサカ娘』が浸透していたと言うことや。
日立グループのCMソング『この木なんの木』も小林亜星さんの作曲である。
現在、このCMは伊予テレビ(TBSテレビ系)で土曜日21時からしよるクイズ番組『日立世界ふしぎ発見』で継続放送中である。
(過去に日立グループ1社提供番組があった時、アレンジをかえながら放送していた)
ライオン『エメロン』のCMソングで、ハニーナイツの歌『ふりむかないで』は、ご当地ソングでも有名になった。
アニメソングも多く手がけた。
『魔法つかいサリー』『ひみつのアッコちゃん』『ガッチャマン』シリーズ『花の子ルンルン』『コンバトラーV』…
野沢雅子さんが怪物くんの声をしよった『怪物くん』…
『まんが日本昔ばなし』のエンディング曲『にんげんっていいな』…
『ピンポンパン体操』もそうだった。
生涯通算・6000曲の楽曲を制作した。
ドラマもたくさん出演していたが、なんと言っても向田邦子さんの脚本のドラマ『寺内貫太郎一家』の印象が強い。
1974年と1975年に南海放送で水曜日21時からしよったホームドラマである。
伊予テレビでは、1998年と2000年にスペシャル版でしよった。
石材屋さんの一家とその周辺の人々を描いたドタバタホームコメディである。
西城秀樹さんとの父子ゲンカ、樹木希林さんの『ジュリー』と叫ぶ様子などがみどころであった。
『時間ですよ』シリーズ『ムー』『ムー一族』…そして、『寺内貫太郎一家』…
あのドタバタホームコメディを見ることができないと思うと、ホンマにさびしい(泣)
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