お題:遊

待望の帰省に湧く仲間達。

遊び呆けぬよう念を押し

散りゆく様を川辺で見送ると

残るのか、と尋ねる声。

アシが無いと微笑めば

お供するとの返答に面食らう。

迎車場へと促すも

待ち人に未練が残らぬよう

心の片隅で生きれば十分、と譲らず。

「愛だね」

「きみへの、かもよ?」

彼岸の出逢いは来世へと導くか否か?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る