解釈編

第35話 ◆家計簿

スマホで家計簿をつけようかとアプリをインストールしたら、驚いた。

「マネーフォワード ME」が、銀行口座を登録しろと言ってくるではないか!

何故、見ず知らずの会社に教えなければならないのか…

あまつさえ、クレジットカード、通販、電子マネーと、秘密にしなければならない物を気軽に登録している人達。漏洩したらどうするのか? 何故、そんなに素直に信用してしまうのか?!


国民性というのがあるのだろう、日本人は信じやすい。素直なのは良い事だが、疑う事も必要だ。オレオレ詐欺や振り込め詐欺とかにすぐ引っかかる。

素直なのは、純粋なのか? それとも単に頭を使っていないだけなのか?


大陸に住んでいる人達は隣に敵がいる状態、韓国・北朝鮮が典型的な例である。

モンゴルは寒暖の差が激しく、砂漠の厳しい環境で、放牧をしながら転々として生活している。「何故、草も生えない過酷な場所に住んでいるのか」聞いてみたら、「敵に負けて、こういう所へ逃げざるを得なくなった」との事。

日本は海という大きなお堀に守られた国、環境が違うのだから、考え方は違って当たり前、もっと警戒した方が良いのでは?


家計簿をつける国は日本ぐらいなそうだ。そして、海外の人達は貯金もしないから、ほとんどの国では相続税も無い。あったとしても日本よりも安く、日本は貯めれば貯めるほど国に税金を持って行かれる。生きている間に使うべし。

老後という考え方も日本独特、家族で住むのが当たり前の国は老後の心配をする必要が無い、子供が親の面倒を見るのは当然の事だからだ。


東南アジアの小国ブルネイでは王様が老人に年金を3万円ずつ配っているのだそうだ。5万円で生活できる国なのだから、日本で給料20万円だとしたら、ブルネイの国民は12万円貰っている計算になる。

しかし、毎月くれるのか、毎年くれるのか確認していないので、何とも言えないけれど、豊かでのんびりとしたイスラム教の国ブルネイの石油産出量80%は日本が購入している。


結婚する前は続きはしないが、時々家計簿をつけていた。

当時はたばこを吸い、缶コーヒーを飲み、外食していたので、お金を使わない日はほとんど無く、たまに0円の日は「今日はお金を使わなかった!」と嬉しかった。

結婚してからパソコンで家計簿をつけていたが、日記欄があった為つい愚痴を書いてしまい、後で見返すとイヤな気持ちになるから、とうとう記入をあきらめた。


そして一人暮らしとなった現在、「Zaim」を使っている。レシートを写真で撮るだけで、今月の食費が分かるのが便利。

そして、買い物は一週間に1、2回程度。支払う物はほとんど決まっているから、イレギュラーなのは100均とAmazonでの購入ぐらい。もちろん、銀行口座もクレジットカードも登録していない。

シンプルな生活は家計簿もラクだな~

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