隣の二枚目
水春透 織鞠
隣の席
自由席だけど、私の席は窓側の前から3列目。二枚目の先は私の隣。自由なのに絶対に隣になる。そんな人を無視できるはずがない。はじめての会話は、小さな授業の疑問だっただろうか。たった一言、二枚目は、僕もそう習ったって私達に言ったんだよね。それからと言うもの、隣に座っている人というだけで、話もしなかったよね。
私の席は窓側の3列目、その隣は必ず二枚目。それがもうここ数ヶ月で定着してしまったね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます