第80話 最後に示した道しるべ
「どうかしましたか!?大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
岩石の
「はっ!ここは、どこなのだろうか…」
「よかったです。意識が
ニュートピアをめぐっている旅人たちや、イベント
「俺は今まで、何をしていたのだろうか…」
めまいによって、過去の記憶を消失してしまったアラシ。
「だけど、一命をとりとめたことが不幸中の幸いだ…」
「もう何も
アラシはこう言い残して、宿を後にした。
「どうかしたのか?」
「お前に伝えたいことがある」
そこから向かったのは、
「俺の運命をかけて…。チャンスをくれ!」
「それはどういうことか?」
「俺は今、命の危機にさらされている。最悪の場合、若くして死に
生死の
「どこでやるつもりか?」
「それは、リボーンマウンテンで行う。リボーンマウンテンはまだ誰も
アラシは、魔王に最後のメッセージを残し、
「では、行ってくる」
「お前がずっと持ってきた願いが
と、タイムトラベルとテレポートを
一方その頃、ヒビキたちを乗せたトリップ号は、ハミングタウンへと向かっていた。
「これは…」
「リボーンマウンテンよ!」
「ニュートピアで一番高い山だ!」
「
すると、ブリーフィングルームのモニターに、晴れている日のリボーンマウンテンの写真が映し出された。
「そこで誰かが待っているかもしれない…。六つ目のクリスタルをかけての戦いがあるということは…」
これについて、ヒビキはそう思うのであった。
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