第33話 大切に育ててきたシェアダーリン

『まァ、ルーはエッチがしたくなっても彼女がいないしなァ!!』

 また兄貴はボクをバカにして笑った。


「ぬうゥ、ほっとけよ……!! ボクのことはァ」




『さすがに最近はオレも連休に、シェアダーリンとは、ちょっとハードだろォ!?』



「当たり前だろうが!! どこの売れっ子、AV男優だよォ!! 

 3Pで3連チャンなんて、普通のヤツがやれるかァーー!!」

 どんだけハードな性生活なんだ。




『バカめ。オレをだと思って、舐めるなよ』



「いやいや、確かに普通のヤツじゃないけどォ……。だったら、三、四人くらいにセフレを減らせよ!!」

 それでも充分多いが。



『そうそう減らせるか!! せっかく大切に育ててきたシェアダーリンだろう!!』







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