第10話 セッション2-Part1~今度の依頼は~

(アル) じゃあそんなわけで、また店主マルコ君に依頼をせびる冒険者たち。

(店主マルコ) 「今回君たちに提示できる依頼はこんなところかな。」


[落とし物を探して]

[猛獣退治]

[ガストの群れ退治]

[要人護衛]

[遺跡探索]


(アル) 「受けられる依頼が増えたなー」

(ヴェラ) 「猛獣退治の依頼表に書いてあるディノスってなに?」

(ノア) 「"氷の息を吐く猛獣、ディノス"!」

(モニカ) 「獣なんだろうか。見た目ナントカサウルスだよね。」

(ノア) 「トカゲです。トカゲ。」

(ヴェラ) シナリオ進行が分かれたりするんだ。

(ノア) ノア君は遺跡にトラウマがあるけど、それを克服するために[遺跡探索]に興味を持つかも。

(アル) 知見を広げるために冒険者始めたから、[要人護衛]か[遺跡探索]のどっちかが興味あるかな。

(ヴェラ) ファヴェイラちゃんは名声のために冒険にでてるから、[要人の護衛]でそこから広めてもらいたいかも。

(モニカ) モニカは、誰もかばえない現状で[要人護衛]は失敗のリスクがあってやめておいたほうがいいと思う。

[ガストの群れ退治]もガストには攻撃が当たりづらそうだしなー

(ノア) やはり報酬が高い[猛獣退治]?

(ヴェラ) 猛獣を倒して、賞金をせしめて、名声を広めますわよ!

(ノア) じゃあ[猛獣退治]行きます!


(店主マルコ) 「わかった。そしたら手続きしてくるから待っててくれ。」

そう言って奥に引っ込んだマルコ君はしばらくするとこれまた笑顔で戻ってきて、

「いってらっしゃい」と送り出してくれます。


 初めての依頼を無事終わらせて勢いづいてきた冒険者たち、無事猛獣ディノスを退治することができるのか?冒険第2幕の幕開けです。

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