『星海の姫』ネヴァン・エトワール

●ネヴァン・エトワール

Nemain=Etoile

真名:不明

二つ名:星海の姫、魔女エトワール

魂の色:水色/魂の浄化

種族:怪物/魔女と酷似した未確認の怪物

生年月日:1790年代/フランス―リヨン

没年月日:1790年代/脱水症状による突然死

最大魔力値:468

身長:154cm

外見年齢:17歳前後

使用魔法

・汚水の浄化魔法

・テレキネシスの魔法(液体のみ)

・無垢未満の死者の魂に対する浄化促進

・テレパシーの魔法(子機)

特徴:

一属一種の怪物。彼女の種族はヴァンパイアやケット・シーなどといった分類は無く、彼女だけの種族である。

まるで清い川のように艶めく水色の髪が特徴的で、まだ覚えている者もいるだろう。ガレオン国専属の魔導科学者である。

彼女は夜空に溶けるその髪と、国内を我が物顔で闊歩するその様から、『星海の怪物』または『雷刃の姫』と呼ばれ、やがて合わさって『星海の姫』となった。

その膨大かつ多彩な研究結果を全てガレオンとカヴンに献上し、彼女は宇宙の彼方へと消えてしまった。

表世界の惑星移住プロジェクト、『Project:ALPHA』に参加したのだ。滅亡前に、別の惑星へと人類を運んで種を存続させる、表世界人類最大のプロジェクトだった。それに対して彼女の研究意欲が反応したのか、決めたら即座に、全てを地球へ置いて飛んでいってしまった。

怪物としての特性は、『浄化』である。主に水や魂を浄化させることができる。汚水は清水に、死者の魂を無垢の魂に。彼女の激しい性格からは想像できないような、清く繊細な魔法を扱うことができる。また液体を細かく精密に操作することができ、研究に多いに役立った模様。

目付きは悪く、言葉遣いも悪く、礼儀も悪い。人物像としては『不良』のひと言に尽きる。

カヴン在任時は、やはりその研究結果を提供していたようだ。

イザベラ・エンブレイス曰く惜しい人材であったが、現在はレヴェリーナ・バルシュハイトが後任としてその役割を引き継いでいる。

彼女とレヴェリーナ・バルシュハイトは生前からの同郷で、長年に渡って強固な関係であったという。

因みに彼女の名前は『エトワール』であり、『ネヴァン』というのはもうひとつの二つ名のようなものであるらしい。

余談だが、今回彼女を調べる上で、北欧裏世界にて『ネヴァン商会』という企業が確認されたが、関係性は不明。魔導具の取引記録に載っていた名称のみの確認で、所在地やその他情報を突き止めることはできなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る